うつになるサインを見逃さないために日頃から注意すること

うつになったきっかけ

数年前うつを経験した私が、当時を思い返してみると、その期間は思考回路が変わってしまっていたように感じます。

あえて変な言い方をすれば、「選択肢が減って来る」感じです。

些細なことでも自分の中で深刻化してしまい、ありえない展開を想像して、現実とオーバーラップしている自分を客観視できなくなってしまいます。

考え方によるものだけでなく、体の変調もありました。声が出ない、吐き気、腰痛、音が大きく聞こえる、ほか小さな変調が様々ありました。

今になって考えると、仕事が全てみたいな意識に囚われていたように感じます。仕事中はもちろん、通勤中や休みの日も仕事のことばかり考えています。

私の仕事は、顧客サポートが中心でした。要するにクレーム対応です。中には理不尽なものや解決不可能な問題など、どうしようもないものをどうにかしなければならないプレッシャーに押しつぶされていました。

同僚や上司に相談したところで、同情はしてくれるが解決策を出すところまで親身になってかくれず、結局は自分で抱えることになり、負荷が増える一方でした。

私は結局、仕事から逃げた

朝から晩まで、昼食も取らずに働き続けていました。

いよいよ耐えきれなくなり、1週間の有給休暇を取りました。

その休暇が終わっても、体調は戻らないどころか、悪化していました。仕事に対する恐怖心が増していました。

さらに2週間休みました。やはり体調は戻りません。

結局、退職することにしました。

その選択は、正解だったのか間違いだったのか、今でも分かりません。

休み、転職、元の職場に復帰

約1年休み、転職しました。結局、似たような仕事を選んでしまいましたが、休んだことがある程度効果があったようで、それなりにこなせるようになっていました。その後、何社か転職後、元の会社から声がかかり、悩んだ結果、復帰することにしました。

前と同じ仕事内容でしたが、以前ほどのプレッシャーはありませんでした。いい意味でリラックスするよう努めました。とは言っても、時々症状は出ます。

症状が出ても、深刻化する前に逃れるスキルみたいなものが身についているのでしょうか、数日でスッキリできるようになりました。

うつを経験することによって身についたスキルでしょうか。

最近、この本を読みました。

北海道のテレビ局にいた時からテレビで拝見し、好感がありました。

年代が近いからか、仕事に対する考え方など同意できるところがあります。

昔と同じような働き方をしていると、今の時代は死んでしまいます。プレッシャーの質が変わっています。

「休むことも生きること」全く同感です。